病院ごとの分類と役割

病院には、いくつかの分類があります。ここでは、地域医療支援病院と特定機能病院や診療所など、それぞれの役割の違いをまとめています。

まず、地域医療支援病院は、200床以上の病床と紹介率が80%以上もしくは紹介率65%以上かつ逆紹介率40%以上であることなどが要件として挙げられます。そして都道府県知事の認証が必要です。地域のかかりつけ医への支援を行うことを役割として、救急医療に設備などの共同利用や地域の医療従事者への研修などを行っていることも要件です。かかりつけ医・歯科医など、地域の医療機関との連携が重要となります。

次に、特定機能病院は、400床以上の病床と紹介率は30%以上あることが要件であり、厚生労働省大臣の認証が必要です。高度医療を提供する役割を担っているため、医師の半分以上が専門医であったり、集中治療室や無菌室に医薬品情報管理室がなくてはいけません。さらに、高度医療を提供するための開発や研修なども行える能力がある病院である必要があります。それに併せて、医療安全管理体制が整備されていることも条件になります。

地域医療支援病院と特定機能病院以外の病院で、20床以上の病床がある病院は一般的な病院という扱いになります。一方、病床が19床以下または入院設備を持たない病院は診療所という分類になります。

地域医療支援病院や特定機能病院で働く場合、より専門的な知識や高度な技術が求められることもあります。向上心があり、スキルアップを目指しているなど目的がはっきりしているのなら、貴重な経験ができる場所と言えるでしょう。